景気のいい会社は毎年2回、ちょっと景気が悪いとか昔からこのスタイルという企業は年末に1回、多くの企業で、このようにボーナスが出ますよね。
例え、契約社員であっても、ボーナスが出る所もあれば、寸志という形で、数万円のお小遣い程度の賞与を出す企業もあります。
この日を皆さん、楽しみにしているでしょうが、気になる所ですよね。
ボーナスは、平均すると給料何ヶ月分の金額が、もらえるのでしょうか。
他人にはなかなか聞けない所かと思いますので、見ていくと同時に、ボーナスにおける日本とアメリカの違いについても知っておきましょう。
(1)ボーナスは、中小企業では給料1ヶ月分、大企業であれば2ヶ月半分が目安
ボーナスと言えば、給料の2倍が出るというのが、何となく定説としてありますが、実際には、どうなのかと言うと、正直言えば、皆さん、まちまちです。
そのため、平均的な数値はありませんが、大体、言われているのが、いわゆる中小企業では給料1ヶ月分が出ます。
そして、大企業であれば、2ヶ月半くらいの金額となります。
ただし、これは、一般的に大企業とくくられる企業に勤めている方であっても、役職、そして、その人の仕事での評価や実績によって、大きく異なります。
ですので、やはり、これは、あくまでも目安として、捉えておきましょう。
(2)アメリカではボーナスを出さない会社が多い
では、アメリカでのボーナスは、どうなっているのでしょうか。
これは、一概に、あるとは言えないというのが、答えとなるでしょう。
というのも、アメリカでは、ボーナスを出す会社も、もちろんあります。
しかし、ボーナスを出さない会社もかなりあるので、日本のように「ボーナス払い」なんて言葉は存在しません。
(3)アメリカにもブラック企業は存在する
もちろん、アメリカにも、ブラック企業は存在します。
ただし、アメリカでは、そういうことを社員が感じると、すぐに訴えますが。
また、そういった会社は、「会社の業績が良くないから給料アップも賞与もなし」と、レターを出して社員に伝えてきます。
(4)査定は、ほとんどの会社で行われている
ですが、査定は、ほとんどの会社で行われているので、その際に、もちろん昇給のチャンスがあります。
また、その人が上司に気に入られていたり(重要)、しっかり成績を出していれば、ボーナスが出ることもあります。
(5)アメリカの日系企業においても、ボーナス支給の有無は、それぞれ異なる
では、アメリカの日系企業ではどうなのかというと、現地法人であれば、基本は現地の法律に基づきます。
そのため、会社にも寄りますが、成績が良ければ出してくれるところもあります。
しかし、年俸制という場合には、ボーナスではなく昇給となり、それが反映されるのは、翌年になるが一般的です。
来年以降も、ずっと働いていれば良いのかもしれませんが、終身雇用の考えが、基本的に無いアメリカでは、ちょっとやる気が落ちてしまう制度ですよね。