「アメリカには50個の州があって、その州の数の星が国旗には描かれている」ということは、学校で習いましたよね。
それに、「アメリカ50州の名前がすべて言える人はいますか?」なんて、学校の地理の授業で、先生に聞かれたことがある人も、少なくないでしょう。
そんなアメリカ50州は、どのようにして覚えたり、記憶すればよいのでしょうか。
(1)アメリカの学校でも州の名前を学校で覚えさせられる
もちろん、アメリカの学校でも、州の名前を学校で覚えます。
日本でも、小学校の時に、都道府県の場所と名前、それに、県庁所在地も一緒に、覚えさせられましたよね。
(2)「Fifty Nifty United States」という歌で覚える方法がある
よく使われている方法が、歌を使った方法で、「Fifty Nifty United States」というものです。
ただ、これは、英語ネイティブであれば、歌を丸暗記すれば、自然と50州が頭に入るというものですが、私達日本人で、これを歌い切れる人というのは、なかなかいないでしょう。
もちろん、日本人で、英語がネイティブレベルの方であれば、できるでしょうけれど。
アルファベット順に州名を歌ってくれますが、かなりテンポは早いです。
リズミカルだからこそ、子供たちの頭の中には、入りやすくできているのでしょうが、やはり、私達日本人には厳しいでしょう。
(3)50音順で「ア」で始まる州は〇個と覚えていく方法
そこで、もう1つ、おすすめの覚え方があります。
それは、50音順で、「ア」で始まる州は〇個と覚えて、後はひたすら、暗記していくという方法です。
例えば、「ア」で始まる州は6個あり、アラスカ、アリゾナ、アイダホ、アラバマ、アーカンソー、アイオワ州です。
そのようにして、各文字ごとに、その文字で始まる州が何個かを知っておくと、「他にアで始まる州はなかったっけ?」なんて考える必要がなくなります。
これを、あえてアルファベットで覚えないのは、例えば、ユタ州は「Utah」と書きます。
アルファベットで覚えていると、ウタ州と覚えてしまうので、日本人には、カナ読みで覚える方が良いのです。
(4)歴史や名産品から覚える方法もある
そして、最後は、歴史や名産品から覚えるという方法です。
アメリカの車の各州のナンバープレートに書かれている言葉は、歴史や名産品になぞらえて、つけられています。
それと一緒に覚えると、アメリカのことをよく知ることもできますし、州の名前自体も記憶しやすいです。
例えば、カリフォルニアなら「ゴールデンステート」、これは、昔、金が採れたことにより、つけられました。
アイダホなら「ポテトステート」、イリノイなら「リンカーンステート」です。
とにかく、アメリカ50州を覚えるには、こういった方法を使って暗記するしかありません。
あなたに合った方法を使えば、すらすらと記憶できますし、歴史を覚えながらやれば、あなたの知識も増えることになるので、やって損はありませんよ。