日本では、あまり聞き慣れない果物ですが、アメリカや中南米などでは、よく食べられているフルーツ、それが、グアバです。
グアバフレーバーの水だったり、グアバジュースもありますが、グアバジュースは、沖縄などでも見かけますよね。
そして、このグアバを使ったお茶、グアバ茶をご存知ですか。
ここでは、その効能や効果を見ていくと同時に、気になる副作用や、作り方なども見ていきたいと思います。
(1)グアバは熱帯アメリカ原産の果物
そもそも、グアバとは熱帯アメリカ原産の果物で、甘さと酸味が、程よくミックスされた、さっぱりした味わいになっています。
グアバ茶に使用しているのは、果実と葉っぱの両方です。
(2)グアバの果実にはカロチン、ビタミン、カリウム、カルシウム、リンに鉄分が含まれる
では、どんな成分が含まれているかというと、果実には、カロチン、ビタミン、カリウム、カルシウム、リンに鉄分などです。
ビタミンに関しては、グアバ果実0.2個で、1日のビタミンCの目安摂取量に値します。
ということで、肌トラブルを防ぐ効果、イライラ防止、それに、血液の生成を促すので、貧血防止、血行促進でダイエットにもつながります。
また、カロチンは、がんの予防効果があるので、現代人にとっては、押さえておきたい所です。
(3)グアバの茶葉には乳酸やリンゴ酸、クエン酸やビタミンAやCが含まれる
そして、茶葉自体には、乳酸やリンゴ酸、それに、クエン酸やビタミンAやCなどが、含まれています。
ビタミンAは、体の免疫をアップする働きがありますし、ビタミンCで、さらなる美肌効果、クエン酸で疲労回復など、ストレスがたまっている方にも、ぴったりです。
リンゴ酸に関しては、保湿効果が高いので、特に、乾燥シーズンに、グアバ茶を飲めば、カサカサお肌になるのを防げます。
(4)基本的にグアバ茶に副作用はない
また、基本的に、グアバ茶に、副作用はありません。
ただし、タンニンが含まれているため、飲み過ぎると、貧血になることがあります。
カフェインは含まれていないので、妊婦さんでも飲めますよ。
(5)グアバ茶は、どのように飲むのか
では、グアバ茶は、どのように飲むのでしょうか。
まずは、1リットル程度の水を沸かし、沸騰したら、粉末タイプのグアバ茶を用意し、これを大さじ1,2杯、市販されているティーパックの中に入れます。
ティーパックがない場合は、お鍋や夜間に、直接入れて、最後にザルでこせばOKです。
5分程度、そのままにしてから、ティーパックを取り出してください。
そのままにしておくと、苦みが出てきて、飲めなくなります。
もしくは、そんなに作りだめはしないという方は、普通にお茶を飲むように、急須に適量のグアバ茶を入れてお湯を注ぎ、あなたの好みの濃さになったら、急須に注いで飲んでください。
普通のお茶と作り方は一緒なので、気軽に飲んでいただけます。