世界的に見ても、よく働く国民のTOP5に入るのが、日本人です。
あなた自身も、毎日、数時間残業して、ほぼ毎日が家と会社の往復になっていませんか。
だからこそ、連休が多ければ多いほど、すごく嬉しいですよね。
2019年からは、今の皇太子さまが、新しい天皇になります。
新しい元号も気になる所ですが、それよりも、私たち国民にとって重要なことは、GW(ゴールデンウィーク)の連休です。
2019年のGWは、10連休が決定されただの、されていないだのとなっていますが、実際にどうなっているのでしょうか。
(1)2019年のGWが10連休になると、ほぼ決定されました(2018年12月時点)
これは、結論から言いますと、10連休になることが、ほぼ決定されました。(2018年12月時点)
2019年5月1日と2019年10月22日を祝日とするという法律が、参議院の本会議で賛成多数で可決、成立したのですね。
ちなみに、2019年5月1日は、皇太子さまが新天皇に即位される日です。
また、「即位礼正殿の儀」が行われるのが、2019年10月22日となります。
(2)祝日法により、前後を祝日にはさまれた日は休日となる
「GWに、たった1日休みが増えるだけで、10連休にはならないじゃないか」と、思われますよね。
これが、法律の落とし穴ともいえる点で、私達は細かい法律について、ほとんど知りません。(法律関係者は除く)
実は、日本には祝日法というものがあり、前後を祝日にはさまれた日は休日とするという規定があるのです。
つまり、5月1日が祝日となったため、4月29日のみどりの日に挟まれた4月30日も、国民の祝日になります。
そして、5月1日と5月3日の憲法記念日に挟まれた5月2日も、通常は平日ですから、祝日に挟まれて、国民の祝日となるわけです。
(3)国民としては、10連休になって嬉しい人とそうでない人で様々
ここで休みを設けることによって、新しい時代の幕開けとなることで国民の混乱を最小限にできると政府は読んでいるようです。
しかしながら、国民としては、10連休になって嬉しい人と、そうでない人に明確に分かれそうです。
特に、時間給で雇われている非正規社員、アルバイト、パートの方たちは、出勤日数が減り、2019年4~5月分の給料が大きく減少しますので、戦々恐々とされている方も多いでしょう。
ちなみに、カレンダーは10日連続で祝日カラーとなりますが、世界でも、そんなカレンダーは、今まで発売されたことがないのではないでしょうか。
(4)日本は、世界でも、かなり祝日が多い国
日本は、世界でも、かなり祝日が多い国です。
それが、この即位日のおかげで、通常の年よりも、さらに祝日が増えるのですから、外国で暮らす外国人や日本人にとっては「日本っていい国だな」なんて思わずにはいられませんよね。
そして、カレンダー業界の方にとっては、カレンダーのデザイン変更や印刷で、時間がかかりますから、「早く決定してくれ!」と考えていたことでしょうね。