【2022年】文化の日は何をする日?意味を子どもにも分かるよう解説

11月3日は祝日であるということは、祝日が楽しみで仕方ない方は、すでにご存知ですよね。

ですが、11月3日が何の日かというのは、しっかりと答えられますでしょうか。

実は、この日は文化の日なのですが、そもそも文化の日には何をするのでしょうか。

 

(1)日本の祝日の数は世界でもかなり多く、TOP10には入る

文化の日以外にも、日本の祝日は、たくさんあります。

ちなみに、日本の祝日の数は、世界でもかなり多く、TOP10には入るとされています。

例えば、アメリカの国民全体が休める祝日であれば、年に5回あるかどうかです。

ただし、そうでないオフィシャルではない祝日というのもあり、それを含めれば、10日は超えます。

また、お隣メキシコは、今では、世界の労働時間の多い国トップとなっていますが、オフィシャルな祝日は7~8日程度なものです。

 

(2)文化の日は、日本国憲法が公布された日

話を戻して、日本の文化の日ですが、これは、日本国憲法が公布された日で、それを記念して設けられた祝日です。

ここで、「え、それは違うんじゃない?」と、思った方は、鋭いです。

というのも、日本の社会人たちが喜ぶ連休であるゴールデンウイークの中の1日に、「憲法記念日」というのがあるからです。

しかしながら、これは5月3日で、日本国憲法が「施行」された日なのです。

 

(3)日本国憲法の公布と施行の違い

公布と施行の違いについて、昔、学校で習ったけども、言葉にするのは難しいと思っている方は多いでしょうね。

施行というのは、今日から、その効果をオンにするよということ、つまり憲法の場合、この憲法を今日からスタートさせる、ということです。

一方、公布は、漢字からもわかりますが、公に(国民に)、憲法を公開・発表するということを指します。

日本の場合、憲法記念日が5月、文化の日が11月ですから「なんで憲法の効力をオンにしてから交付するのだ」と思われるかもしれません。

しかし、そうではなく、憲法の交付が1946年11月3日に行われ、1947年5月3日に憲法が施行されたので、順序は正常です。

 

(4)文化の日は、文化や芸術を楽しむための日

では、この文化の日に、何をするのでしょうか。

結論から言うと、文化や芸術を楽しむための日とされています。

できるだけ多くの方たちが、日本の文化に触れることができるよう、日本の様々な場所で、文化に関するイベントなどを開催しています。

それにちなんで、この日には、文化や芸術とかかわりのある博物館や美術館の入館料を、無料としている所も多いです。

これを利用して、日頃は入館料が高くて行くのが億劫な博物館などへ行ったり、日本の文化に触れらるようなイベントに、参加してみてはいかがでしょうか。

それこそ、文化の日らしい行動をしたと、胸を張って言うことができますよ。