【2022年】海外旅行保険は飛行機遅延費用は補償されるのか?

海外出張によく行かれる方は、飛行機が遅延するといったケースに、たまに当たることもあるでしょう。

また、プライベートの海外旅行であっても、頻度は少ないですが、飛行機が遅延するとか、今日は飛ばないから翌日飛ぶということもありますよね。

では、そんな時に、海外旅行保険が飛行機遅延費用を補償してくれるのでしょうか。

 

(1)飛行機の遅延は、各航空会社や空港、天候などの責任となる

これは、一般的に言って、保険がどうこうするというものではなく、各航空会社や空港、天候などの責任となります。

天候によって、飛行機の運行状況が左右されますが、天候や整備不良で、数時間、現地に滞在、それに、延泊が求められた場合、これは航空会社の責任となります。

しかし、海外旅行保険に、この問題を解決してもらおうとした場合でも、これを対処してもらえるケースがあります。

 

(2)損保ジャパンでは飛行機の遅延でも保険が適用される

例えば、損保ジャパンですが、搭乗予定の飛行機が、6時間以上の遅延もしくは欠航や運休となり、搭乗予約受付業務の不備や搭乗不能、もしくは搭乗した飛行機の着陸地変更で6時間以内に代替便を利用できない時に、保険が適応となります。

 

(3)保険がきかなくても、その前に航空会社と交渉できる

とはいっても、保険がきかなくても、その前に航空会社と交渉できるわけです。

特に、空港にいる場合には、その場で直接交渉でき、その場で、臨時のホテルに連れて行ってくれます。

もちろん、移動費も負担してくれます。

 

(4)臨時のホテルを航空会社が負担してくれる

さらに、そのホテルは、その航空会社のCA(キャビンアテンダント)さんなりが常に利用していますから、しっかりと対応してくれます。

また、気になる食事代も、朝昼晩、そのホテルにチェックインした時間によりますが、しっかりと航空会社側が負担してくれていますので、安心できます。

 

(5)急いでいる方は代替え便を手配してもらうことが必要

ただ、急いでいる方にとっては、一刻も早く、家なり会社なりに、帰らなければいけません。

そういった場合には、空港のグラウンドホステスさんに、システムとにらめっこしてもらい、どうにか代替え便を手配してもらうことが必要です。

ただし、各便の空席状況によりますし、同じエコノミーやビジネスであっても、あなたよりも、もっと優先度の高い航空券を購入している方が優先されます。

通常、ファーストならFやビジネスならC、それにエコノミーならYクラスがプライオリティが高くなります。

また、航空会社も赤字を出したくないので、できるだけ、同じアライアンスの航空会社に寄せていきます。

 

(6)飛行機の遅延では、保険よりも航空会社に頼ることになる

ということで、飛行機の遅延で保険が保証されることもありますが、基本は航空会社に頼るということとなります。

むしろ、そうした方が、スムーズでお得なこともあるので、時間に余裕がある方は、航空会社に従うことをおすすめします。