昔、国語の時間に、「ふきのとう」について書かれたものがあったのを、覚えていませんか。
もちろん、時代によって、教科書の内容は異なるので、限られた時代の方のみが知っていることですが。
なかなか食べられる機会も多くないので、ふきのとうというものを、見たことも聞いたこともない方も、いるかもしれません。
(1)蕗の薹(ふきのとう)、英語ではbutterbur sprout、もしくはbutterbur scape
この蕗の薹(ふきのとう)、英語では、butterbur sprout、もしくは、butterbur scapeと言います。
ブリティッシュイングリッシュを採用するイギリスやインド、それに、オーストラリアやニュージランドでは、butterbur scapeという方が、通じます。
しかし、アメリカンイングリッシュの場合、茎や根っこを意味する単語が、「sprout」や「roots」となりますから、butterbur sproutの方が通じます。
(2)海外では、ふきのとうを食べられる国は、ほとんどない
と言っても、そもそも、ふきのとうを海外で食べられる国は、ほぼないと言ってよいでしょう。
特に、欧米ともなれば、日本のスーパーでも、そこまで大々的に扱っている所は、ないと言ってよいでしょう。
日本人が多く住むアメリカであっても、ふきのとうを見かける機会は、ほぼありません。
ただし、自分で種を持ってきて植えて育てている人がいる場合は、見たり食べたりすることができますが。
ですので、海外で、butterbur sproutやbutterbur scapeと言った所で、通じないことの方が多いと思っていたいた方が、良いでしょう。
(3)ふきのとうの調理法や食べ方で、おすすめのものは、天ぷら
そんな、ふきのとうの調理法や食べ方で、おすすめのものは、何と言っても天ぷらですよね。
ふきのとうは、若干、苦みを感じることから、苦手とする子供が多いですから、大人になって楽しめる味です。
てんぷらの衣のサクサク感と、ふきのとうの硬すぎないシャキッとした感じが、たまりません。
天つゆとの相性も、ばっちりです。
(4)ふきのとうは、欧米のアーティチョークに、ちょっと似ている
このふきのとう、欧米でも食べられているアーティチョークに、ちょっと似ていると思いませんか。
色的にも、歯ごたえや味も、似ています。
ですので、アーティチョークのように、オリーブオイルとキノコ類、マッシュルームやエリンギなどと炒めるだけでも、ご飯のおかずになって、美味しいです。
もしくは、それと一緒に、パスタを炒めれば、季節限定の山菜キノコパスタとして、食べることもできますよ。
日本人だから食べられる美味しい食材、ふきのとうは、調理法も様々で、どれも美味しく満足して食べられます。
ですから、スーパーで見つけたら、早速、手に入れてくださいね。