【2022年】タイミング法とは何?費用と回数、成功率は?いつまで続ける?

日本人の4人に1人が、不妊症だと言われています。

そして、不妊治療を行っている方も、適齢期の女性であれば、周りに何人かいるので、珍しいことではなくなってきました。

そこで、不妊治療を検討している方に役立つ情報を、ここでは、お伝えいたしましょう。

不妊治療の1つであるタイミング法とは何か、それにそれにかかる費用など、具体的なことをお伝えしていきます。

 

(1)タイミング法とは、排卵日を予測し、予測日に合わせて性交するというもの

まず、タイミング法とは、排卵日を予測し、予測日に合わせて性交するというものです。

排卵された卵子の受精能力は、排卵後8~12時間と言われており、排卵してから、6時間前後に行為を行います。

こうすることで、妊娠率がアップするのです。

このタイミングは、医師によって指示を与えられます。

ちなみに、自然に排卵する方は良いですが、無排卵の方も中にはいますので、そういった方は、排卵誘発剤を用いて排卵させます。

 

(2)タイミング法は、半年を目途とし、回数的には6回

この方法を、どのくらい行えばよいのかと言うと、大体、半年を目途としているので、回数的には6回です。

半年間続けて、どうしても効果がなかったという方であれば、人工授精を考えても良いでしょう。

もちろん、たった1回で効果が出るという方もいるので、回数や、いつまで続けるかは、個人差があります。

 

(3)タイミング法の成功率は、3週期目までに試した方の4分の3以上が妊娠している

気になる成功率ですが、これも個人差はあります。

ですが、3週期目までに、これを試した方の4分の3以上が妊娠しており、5週期目まで行くと9割、つまり、ほとんどの方が妊娠しているのです。

ただし、これは年齢や病院によっても、大きく結果は異なります。

 

(4)タイミング法の費用は、1回につき、2,000円から2万円

1番気になる費用については、1回につき、2,000円から2万円ですが、通院回数や、薬代が発生した場合には、その費用も、また前後します。

この方法を聞いて、「あれ、これは昔あったオギノ式に近くない?」と感じた方も多いでしょう。

ベースはオギノ式で、基礎体温が上がったころが排卵期とされますが、これだけだと、かなりアバウトなのです。

病院へ行けば、超音波などを使って、あなたの排卵期をより正確に教えてくれるので、妊娠できる確率も高くなります。

 

(5)排卵チェッカーや排卵アプリを使う方法もある

できれば、そんなにお金をかけたくないというのであれば、例えば、アメリカに旅行に行った際、100円ショップのような場所には、排卵チェッカーが、1本100円程度で売られています。

それを大量購入して、排卵日をチェックするのもおすすめです。

また、排卵チェックができるアプリもあるので、それを使用すれば、基礎体温をつけずとも、大体の排卵日はわかります。

さらに、忘れてはいけないことが、タイミング法だけに頼らないことです。

体を温めること、健康な体にしておくこと、食事に気をつけること、ストレスをなくすことなど、赤ちゃんを受け入れやすい体にしておくことが、何よりも大切ですよ。