ウズベキスタンという国名は知っていても、どこにあるのか、どんな人がいるのか、パッと頭に浮かぶ方は、少ないかもしれません。
ウズベキスタンは、旧ソ連の一部で、ソ連の崩壊と共に、彼らもついに、独立を果たしました。
ちなみに、「〇〇スタン」という国が多いですが、これらは、ほとんど旧ソ連から独立した国々です。
そんなウズベキスタンの物価や言語、気になる治安や、訪問した際には、どんなお土産があるのかなども見ていきましょう。
(1)ウズベキスタンの言語は、ウズベク語である
ウズベキスタンの言語ですが、これはウズベキスタン語と言いたいところですが、ウズベク語です。
文字自体は、アルファベットのようなものですが、ロシア語と同じように、不思議な感じの文字も含まれています。
ただ、ロシア語とは、異なります。
また、ウズベキスタンでは、ウズベク語だけでなく、ロシア語も使われます。
全人口の1割強の方が、母語としてロシア語を使い、その他の人々も、第二の母語として、ロシア語を用いていることが多いです。
ですので、ウズベキスタンには、複数の言語を話せるバイリンガルが多いということです。
(2)海外から来た人にとっては、ウズベキスタンの物価は安い
では、ウズベキスタンの物価は、どうなっているでしょうか。
結論から言うと、ウズベキスタンの物価は、私達外国人にとっては、安く感じます。
また、インフレ状態なので、余計に安く感じてしまうのですね。
例えば、フードコートで食事をした場合の1食の値段は150円程度、カフェでコーヒー1杯頼んだら100円程度、地下鉄の初乗りは16円程度となっています。
しかし、彼らの平均的な初任給が、3万円程度ということを考えれば、この値段は、彼らにとって、決して安くはないと言えるでしょう。
(3)ウズベキスタンの都市部の治安は、基本的に悪くはない
「何だか、ウズベキスタンが気になってきた」、そんな方は、この国の治安も気になるところですよね。
ウズベキスタンの方は、イスラム教を信奉するムスリムが多いので、私達にはちょっと、その習慣に慣れないこともあります。
ですが、郷に入っては郷に従えということで、イスラム教のルールを守りましょう。
これに従わない場合には、トラブルに巻き込まれるので、要注意です。
都市部の治安は基本的に悪くないですが、あなたの行動1つで、悪い結果を招く場合もあるということは、覚えておかなければなりません。
また、お土産が買えるバザールは、スリが多いので、ここは注意しましょう。
さらに、国境付近は、地雷などもありますから、絶対に近寄らないようにして、都市部を中心に、観光することをおすすめします。
(4)ウズベキスタン旅行でのお土産は、スザニと呼ばれる刺繍が施された布が良い
そんなウズベキスタン旅行でのお土産は、イスラム教徒が多いだけあって、細かい芸が得意です。
そこでおすすめなのが、スザニと呼ばれるもので、刺繍が施された布です。
これなら軽いですし、テーブルなどの飾りにもできます。
ハンドメイドなので、価値も高いですよね。
刺繍の入ったバッグや、偶像崇拝禁止で彫刻などが盛んになりましたが、まさに、そんな細かい技術を生かした陶器などもあります。
まさに「海外」という感じのアイテムですから、珍しいので、お土産として喜ばれますよ。