ハンガリーは、中央ヨーロッパにあるEUに加盟する国の1つです。
かつては、ハプスブルク家が支配していたので、その名残が、首都のブダペストには残っています。
また、ハンガリーに旅行に行きたいという方も多いのですが、ハンガリーでは、どのような言語が使われているのでしょうか?
ハンガリー語で「ありがとう」は、どのように言うのでしょうか?
(1)ハンガリーの人達の習慣は、日本人と近い
ハンガリーの人達の習慣は、日本人と近いとも言われています。
その理由は、ハンガリーでは、湯船に浸かる習慣があることが、1つです。
日本で言う銭湯のような場所が、ハンガリーには、いくつかあり、欧米では珍しく、日本のように、裸でそれに入るのです。
ちなみに、男湯女湯と分かれていないので、〇曜日は男性だとか、〇曜日は女性の日などと決まっています。
(2)ハンガリー人の名前も、日本のように、姓が先に来て名前が後になる
そして、もう1つ、ハンガリーの方の名前も、日本人に似たところがあります。
日本人は、英語やスペイン語などと異なり、姓が先に来て名前が後ですよね。
実は、ハンガリーの方も、そうなのです。
これは欧米の中でも、かなり珍しいですし、ちょっとびっくりですよね。
(3)ハンガリーで使われている言語は、ハンガリー語
そんな、遠いようで身近に感じてしまうハンガリーですが、使われている言語は、ハンガリー語です。
ヨーロッパは、ほとんどの国が陸続きになっていて、1つ1つの国の面積も、そこまで広くないと言えます。
ですが、それぞれの国で、それぞれの言語があるのは、他民族であり、各民族は自分の文化や言語を大切にするからです。
ハンガリーも、様々な歴史を歩んできて、今のハンガリーがあります。
そこで、自分たちの文化・誇りの1つである言語を守り抜き、今なお、ハンガリー語として残っているのです。
(4)ハンガリー語で「ありがとう」は「Koszonom(クスヌム)」
ハンガリーは魅力に富んだ国でもあり、親日家も多いですから、旅行で行かれる方も、多いと思います。
そこで、ハンガリーの言葉を、ちょっと覚えてみましょう。
ハンガリー語で「ありがとう」は、「Koszonom(クスヌム)」です。
カタカナ表記では「クスヌム」となりますが、「o」の音が、やや厄介で、口をオの形にしつつ、エを発音する感じです。
母音の数は、日本語よりも多く、14個もあるので、私達、日本人にとっては、若干、難易度の高い言語となります。
でも、旅行した時に、「Koszonom(クスヌム)」と言えば、ハンガリー語を尊重してくれたと感じて、ハンガリー人は、すごく喜びますよ。
ちなみに、ちょっと丁寧な言い方をすると、「Koszonom szepen(クスヌム セーペン)」で、日本語の「どうも、ありがとうございます」に当たります。
(5)ハンガリーのスーパーも、カゴごとテーブルへ持って行き商品を詰める
外国では、スーパーで買い物をすると、レジのすぐ横で、どんどん購入した商品を詰めていくということが、多いです。
しかし、ハンガリーは、日本のように、カゴごとテーブルへ持って行き、そこで商品を詰めるという、ここでも日本と共通する点があるのです。
ハンガリーは、色んな点で日本に似ているので、距離は離れているけれども、歴史のどこかで、つながりがあったのでしょうね。
そんなハンガリーに行くことがあれば、ぜひ、「Koszonom(クスヌム)」を使って、ハンガリー滞在を楽しんでくださいね。