多くの方が、イスタンブールは、トルコの首都だと思っています。
しかしながら、首都ではないけれども、トルコ最大の都市であり、観光都市として知られているのが、イスタンブールです。
日本からも直行便が飛んでいますし、文化的にも歴史的にも、興味がそそられる国ですよね。
そんなイスタンブールへは、ほとんどの方が飛行機を使い、イスタンブール空港を利用します。
この記事では、イスタンブール空港での乗り継ぎ方法や、気になる気温について、見ていくことにしましょう。
(1)イスタンブールには2つの空港がある
実は、イスタンブールには2つの空港があり、国際線が乗り入れるアタチュルク国際空港(ヨーロッパ側)と、アジア側にあるサビハ・ギョクチェン空港とがあります。
さすが、アジアとヨーロッパの中間に存在する場所だけ、ありますよね。
もちろん、日本からは、国際線となるので、アタチュルク国際空港に到着します。
(2)イスタンブールの乗り継ぎ(トランジット)の方法
イスタンブールの乗り継ぎ(トランジット)の方法ですが、国内線乗り継ぎと国際線乗り継ぎで、大きく異なります。
まずは、国際線乗り継ぎですが、入国はせず、「乗継(Transit)」の看板に従い進むと、荷物検査があるので、それを通過し、次の便が出発するゲートに向かう、という流れです。
手荷物検査の際には、当然、液体は100mlx4本までとなるので、注意してくださいね。
国際線からの乗り継ぎであれば、慣れている方は、問題ないと言えるでしょう。
(3)アタチュルク空港内で、国際線から国内線へ乗り継ぐ場合
アタチュルク空港内で、国際線から国内線へ乗り継ぐ場合は、入国審査の表示に従って、そこへ行き、入国審査をします。
その後、預け荷物を受け取って、カウンターへ行ってチェックインし、手荷物検査、そして、ゲートへと進みます。
したがいまして、ある程度、時間に余裕のある便を選びましょう。
航空券の予約システムで、問題ない乗り継ぎ時間の便が、自動的に予約されるようになっていますが、混み具合によっては、乗り遅れることがあります。
(4)アタチュルク国際空港から、サビハ・ギョクチェン空港の便へ乗り換える場合
そして、最後は、アタチュルク国際空港から、サビハ・ギョクチェン空港発の便へと乗り換える場合です。
Uberやタクシーを使えば45分程度、6,700円前後の値段で、乗り換えのための移動が可能ですが、結構、遠いです。
したがいまして、移動の費用を安くしたいという場合には、アタトゥルク国際空港ビルを出て、すぐの道路沿いを右へ進むと、「Havabus」というトルコの大手バス会社の駐車スペースがあります。
ここから、タクシム行きに乗り(30分ほど)、タクシムで別のバスに乗り換えて、サビハギョクチェン国際空港(45分ほど)に、千円程で行けます。
アタチュルク空港で入国審査を受け、預け荷物を受け取ってから、外へ出て、バスに乗り、サビハギョクチェン空港で、チェックインや手荷物検査を再び受けて、ゲートへ向かいます。
このコースは、上級レベルになるので、時間に余裕を持ち、事前にしっかり、ルート検索しておきましょう。
(5)イスタンブールの気温は、夏の平均最高気温が30℃台で最低気温は20℃台
そんなイスタンブールの気温ですが、夏の平均最高気温が30℃台で、最低気温は20℃台となるので、寒暖の差はあまりありません。
冬の平均最高気温は9℃程、平均最低気温は3℃程なので、東京と変わらない程度だと言えます。
ですから、イスタンブールの気温につきましては、それほど心配する必要は、ありません。
それでも、寒くなった時に羽織れるものは、荷物にならないように工夫して、持って行くようにしましょう。