フランスのパリに行ったら、絶対見ておきたい観光地が、ヴェルサイユ宮殿です。
貴族気分を味わえるので、とてもおすすめです。
ヴェルサイユ宮殿は、パリの中心より、電車で約1時間の郊外にあります。
ヴェルサイユ宮殿は、最もフランスが華やかだった時代、ルイ14世の立てた豪華絢爛な宮殿なのですね。
(1)ヴェルサイユ宮殿への行き方は?
パリ市内から宮殿に行く方法は、ツアー以外であれば、車か電車が利用できます。
海外慣れしていない人には、レンタカーは、かなりハードルが高いでしょう。
ということで、基本的には、電車、RER、C線で移動すると良いでしょう。
RER(エール・ウ・エール)は、フランス語圏の公共鉄道網ですね。
C線につきましては、RERの5つの路線のうちの1つであり、2番目に長い路線です。
パリ都市圏を貫通し、多数の分岐線を有する路線なので、非常に多くの人達に利用されています。
なお、ヴェルサイユ宮殿には、電車で約40分、終電で下車します。
最寄駅から徒歩15分で、広大な宮殿の入口に到着します。
(2)観光案内所でチケットを先に買っておくのがおすすめ
ヴェルサイユ宮殿の入口では、チケット(入場券)を販売しているのですが、結構、混みます。
30分以上、並ばされることもありますから、駅近くの観光案内所で、チケットを先に買っておくのがおすすめです。
また、パリ・ミュージアム・パスを購入していると、チケットを購入する必要はありません。
電車に乗っていた観光客らしき人が、ぞろぞろと同じ方向に向かうので、それについて行けば、宮殿にたどり着くことができます。
(3)ヴェルサイユ宮殿は、入場待ちの行列ができる
ヴェルサイユ宮殿に入ろうとしますと、入場待ちのすごい行列に遭遇します。
「これ本当に入れるの?」というくらい、長い長い行列ができますから、覚悟して臨みましょう。
入場券を持ってない人は、また違う列に並び、購入する必要があります。
(4)ヴェルサイユ宮殿に入場すると別世界が広がる
ヴェルサイユ宮殿に、やっと入場すると、そこは別世界となります。
豪華絢爛な廊下、天井、部屋、家具や絵画。
どこを見ても、素人目でも分かるくらい豪華絢爛です。
貴族の気分を味わえるかと思いきや、反乱で宮殿に乗り込んだ市民の気分も分かるような気がします。
市民が貧乏してるのに、「なんだ!この豪華すぎる宮殿は!」と、怒りが湧くのも無理はなかったでしょう。
あまりにも、煌びやかすぎて、言葉が出ません。
ただ、豪華すぎて、ここには住みたくないな、見るだけでお腹いっぱいと感じられる方も多いでしょう。
兎にも角にも、その豪華さは期待を裏切りません。
宮殿を見て回った後に、必ず満足感が得られる観光スポットと言えるでしょう。
(5)ヴェルサイユ宮殿は、戴冠の間が有名
ヴェルサイユ宮殿は、戴冠の間が有名で、ナポレオン1世の戴冠式の巨大な絵画が飾られています。
また、夜毎、舞踏会を催した鏡の間もあります。
そして、宮殿の奥には、幾何学模様に手入れされた果てしなく広大な庭が広がります。
宮殿から、庭が見下ろせるのですが、あまりにも広すぎて、終わりがどこにあるのか、見えないくらいです。
(6)ヴェルサイユ宮殿の庭園では噴水ショーも開催される
4月~10月の間は、噴水ショーが開催されており、6月~8月は、夕方から花火と噴水ショーが開催されるので必見です。
ヴェルサイユ宮殿を存分に楽しむには、1日滞在するくらいのつもりで、時間をたっぷりとって行きましょう。
また、庭の散策では、途中に日差しを遮るものが、あまりないので、帽子は必須です。
足が疲れないように、運動靴で訪れましょう。
(7)ヴェルサイユ宮殿内にはレストランやカフェがある
食事につきましては、宮殿内にレストランやカフェ、庭園内にもレストランや売店があります。
ただし、若干、料金が高めなので、スーパーやパン屋さんなどで、サンドイッチやフルーツ、飲み物を買って、庭園内の木陰のベンチで食べるのが、おすすめです。
また、ヴェルサイユ宮殿に来る前には、事前に、「マリー・アントワネット」という映画を見ていくのがおすすめです。
当時の華麗なファッションやインテリアなどが、ふんだんに出てきており、当時の華やかな生活に思いを馳せながら、宮殿や庭園を観て周ることができます。