アメリカのハンバーガーレストランやファストフード店でハンバーガーを頼むと、ものすごくマヨネーズがべったりと付いた、ハイパーカロリーだと思われるコールスローがついてきます。
コールスローは、日本の学校給食でも昔から出ていましたし、何と言っても、ドイツのビールとフランクフルトの添え物としても、いまだによく見かけるサイドメニューです。
そんなコールスローとは、一体どんな意味なのか、そして、これは、日持ちするものなのでしょうか。
また、気になるカロリーは高いのかということについても、ここでは迫っていきましょう。
(1)コールスローの意味は、キャベツサラダである
まずは、その名となっているコールスロー、これはどういう意味なのかと言いますと、英語ができる方は、何となく分かりますよね。
英語やスペイン語(ラテン語系)ができる方は、コールがキャベツを意味するということは、お気づきでしょう。
ただ、この料理が生まれたきっかけというのは、定かではないのです。
古代ローマの時代から、食べられてきたと考えられていますが、その時代は、定番料理ではありませんでした。
これだけ、コールスローという料理が定着するようになったのは、18世紀になってからです。
それは、コールスローに欠かせないマヨネーズが生まれたからなのですが、このコールスローという言葉は、オランダ語の「コールサラダ(キャベツサラダ)」が略されて「コールスラ」と言われたことに、由来しています。
ということで、コールスローの意味は、キャベツサラダのことなのです。
英語圏のイギリス、アメリカでは、この言葉が訛って「cold slaw(コールドスロー)」と言うようになり、それがいつしか、「コールスロー」と呼ばれるようになりました。
(2)コールスローは、水分が出てきてしまうので、日持ちしない
そして、このコールスロー、水分が出てきてしまうので、基本的には日持ちしないものなのですが、日持ちするようにする方法はあります。
野菜の水分を切り、マヨネーズから、卵の水分が出てきてしまいますから、コマメに、それを取り除いていけば、数日は持ちます。
でも、結構、手間ですから、コールスローは、できるだけ早く食べてしまった方がいいでしょう。
(3)コールスローのカロリーは、1人前173kcalである
さらに、気になるカロリーですが、サラダの一種ですし、肉は用いていないので、そこまで多くなさそうに思いますよね。
しかし、1人前173kcalと、通常のサラダよりも、高いカロリーです。
ただし、マヨネーズを使っているので腹持ちがよく、キャベツで血液サラサラ、代謝アップにも働きかけますから、これを食べるだけで、食事量も増やせれば、代謝アップにも働きかけるのです。
ですので、ダイエット時のサラダに、おすすめです。
特に、ボディラインを気にする女性におすすめのサラダと言えるのです。