日本人は、世界の共通言語である英語にばかり、こだわっている所があります。
確かに、英語ができた上で、その次の言語とした方が就職などもしやすいのですが、世界には面白い言語が、たくさん存在しますから、英語以外にも目を向けていただきたいと思います。
その1つが、インドの首都であるニューデリーを中心として話されている言葉、ヒンディー語ですね。
ちなみに、インドは、人口も多ければ、国土も広く、その大きな国土の中には、様々な人種や民族、それに宗教の人々が住んでおります。
また、ヒンディー語以外には、ウルドゥー語やマラーティー語、それに、タミル語やベンガル語なども使われています。
それに、インドのお札には、全てインドの言語ですが、15ヶ国語が記載されているというのは、有名ですよね。
そんなインドの中心ともなる言語、それがヒンディー語ですが、これは独習独学できるのか、そして、いくつかの代表的なヒンディー語をご紹介していきたいと思います。
(1)ヒンディー語に限らず、意志が強ければ独習独学は可能である
まず、ヒンディー語に限らず、どんな言語でも、「あなたの意志が強ければ」独習独学は可能です。
ヒンディー語もそうですが、日本語とは、アクセントと文字も、かなり異なりますし、アルファベットではありませんから、英語などの欧州の言語より、かなり苦戦します。
この点については、覚悟して勉強していただきたいと思います。
(2)ヒンディー語を独学で学ぶ方法
また、独学の方法として、1番簡単なのは、インドのヒンディー語圏に行くことですが、これは、やや危険でもあり、時間、お金もかかります。
そこで、日本にも多くのインド人が住んでいますから、SNSなどを使ってインド人と友達になり、エクスチェンジ(交換条件)をすれば、お互いに、ヒンディー語と日本語を学べるので、相手にも利益があります。
他にも、文法や文字、それにボキャブラリーは、ひたすら辞書や参考書を使って、自分で勉強するのみです。
今は、オンラインで、外国人講師が外国語を教えてくれるツールが、そろっています。
有料ではありますが、だいぶ、値段も安くなって使いやすいので、そこで、ヒンディー語ネイティブの講師のレッスンを受けるのも手です。
(3)ヒンディー語で愛してる、美味しい、ごちそうさまは?
そんなヒンディー語の中で、よく使われるワードを、ここで覚えておきましょう。
気に入った相手にすぐにでも使いたい「愛してる」は、男性からは「मैं तुम्हैं प्यार करता हुँ(メイン・タンヘム・ピヤ・カルタ・フーン)」です。
そして、女性からは、「मैं तुमसे प्यार करती हुँ(メイン・タムセ・ピヤ・カルティ・フーン)」を使います。
また、ご飯を食べた時の「美味しい」は、「स्वादिष्ट(スワディシュト)」です。
ただし、「ごちそうさま」という言葉は、日本独特なので、ヒンディー語にもありません。
それに近い意味であれば、「धन्यवाद(ダンニャワード)」という、ありがとうに当たる意味を用いましょう。
(4)ヒンディー語のネイティブは、インドだけでも5億人もいる
ヒンディー語のネイティブは、インドだけでも5億人はいます。
それをネイティブとしなくても、ヒンディー語が使える方は、イギリスやアメリカなどに、インド系移民が多くいますから、需要はあります。
英語や中国語、それに、韓国語が、日本では人気となりましたが、ヒンディー語を先取りして、就職や人生に役立ててみませんか。
現在、インド経済も急成長しており、いずれ、世界トップクラスの経済大国になっていくでしょうから、ヒンディー語を覚えておくことは、将来に対する投資にもなるでしょう。