グランドキャニオンにつきましては、アメリカでも有名な観光地であり、1979年にユネスコ世界文化遺産に指定されています。
アリゾナ州北部に存在する峡谷であり、コロラド高原が長年のコロラド川による浸食作用で削り出された地形と言われています。
この記事では、グランドキャニオンの行き方と気温&服装、そして、ベストシーズンはいつなのか、ご紹介したいと思います。
(1)グランドキャニオンへの行き方は?
グランドキャニオンには、ラスベガスから行くのが、最もポピュラーで、行きやすいです。
ロサンゼルスからラスベガス、そして、グランドキャニオンへバスで向かうというツアーもありますから、利用すると良いでしょう。
ちなみに、ラスベガスからグランドキャニオンにバスで行くには、およそ5時間程かかります。
ですので、到着までに、かなり体力は消費すると覚悟しておく方が良いでしょう。
また、ラスベガスからグランドキャニオンの往復ツアーは、昼食付きで、およそ$80くらいになります。
朝3時ごろに発車したバスであれば、バスの中で、アリゾナの朝を迎えることができ、非常に空が綺麗ですよ。
(2)グランドキャニオンまでの道は全くの荒野地帯
グランドキャニオンまでの道は、荒野地帯で全く何もなく、見どころはないですが、まさに、アリゾナと言った雰囲気があって素敵です。
また、長いバスでの道中が終わり、グランドキャニオンに到着しましたら、まさに感動と衝撃で心がいっぱいになります。
ちなみに、バスで頂点まで登りましたら、移動にも、特に不自由はありません。
(3)グランドキャニオンの気温と服装は?
グランドキャニオンの気温につきましては、夏の6月~8月には、最高気温が30~36度の暑さとなります。
したがいまして、夏の6月~8月の期間は、基本的に日本と同じように、Tシャツと短パンで過ごすことができます。
ただし、グランドキャニオンは、標高が高いために、夜になると最低気温が15度前後まで下がって寒くなります。
ですので、Tシャツと短パン以外にも、ジャンパー、ジャケット、カーディガン、セーターなど、防寒着も持っていくようにしましょう。
また、冬の1~2月は、最低気温がマイナス5度前後の寒さになります。
グランドキャニオンの冬は非常に寒いので、防寒着をしっかりと用意して、寒さに対する完全防備で臨んでください。
具体的には、、長袖、長ズボン、トレーナー、ジャンパー、ダウンジャケット、カーディガン、パーカー、セーター、マフラー、手袋やニット帽、厚手の下着などですね。
また、降水量は年間を通して少なく、乾燥している地域なのですが、8~9月、11~12月は雨が多いですので、注意が必要でしょう。
特に、8~9月は、午後になると雷雨が発生しますから、折り畳み傘や雨合羽(レインコート)も持っていきましょう。
(4)グランドキャニオンのベストシーズンは?
グランドキャニオンのベストシーズンは、ずばり、4~10月です。
その中でも、天気が安定する4~5月が最適と言えるでしょう。
ちなみに、7~8月が最も観光客の数が増えて、ホテルの予約が取りづらくなります。
逆に、11~2月は、あまりに寒すぎて、雪が降ることもあり、ベストシーズンとは言い難いです。
(5)グランドキャニオンの魅力
グランドキャニオンから眺める景色は、本当に最高です。
下を見ると落ちそうですが、空も雲ひとつなく澄んでいて、絶景写真スポットであります。
もちろん、軽食販売所もグランドキャニオン内にありますし、下には、お手洗いを済ませることが出来る休憩室もあるので便利です。
ラスベガスのようなネオンの街から大自然のグランドキャニオンに行きますと、本当に別世界のようで、どちらも楽しめるアメリカは、本当に素敵な国だと思います。
せっかく、ラスベガスかロサンゼルスへ行く機会があるならば、グランドキャニオンを訪れてみて下さい。
あまりにも壮大な大自然に心が洗われる体験をすることができますよ。