ウクライナといえば、美女が多い国、そして、新体操でよくメダルをとる国だというイメージが、強いのではないでしょうか。
このウクライナ、元々はロシア(旧ソ連)の一部だったということは、ご存知でしょう。
独立までには、様々な困難の道のりがあり、今なお、決して順調に行っている国ではありません。
そんなウクライナですが、公用語はウクライナ語となります。
しかし、元々がロシアの一部でしたから、ロシア語も十分に通じます。
では、世界の共通言語である英語は、ウクライナでは通じるのでしょうか。
(1)ウクライナでは基本的に英語は通じない
世界の共通言語である英語は、ウクライナでは通じるのかというと、基本的には通じないと思ってください。
世界のゲートでもある空港にいるウクライナ人に、英語で話しかけても、意味をなさないことが多いです。
また、ホテルなどでは通じることはあっても、通じないこともある、五分五分の状況です。
(2)ウクライナ語で、「ありがとう」とはどのように言うのか?
そんなウクライナの公用語であるウクライナ語で、「ありがとう」とは、どのように言うのかというと、「Дякую.(ヂャークユ)」です。
「こんにちは」とか「ありがとう」という言葉は、生活の上でもよく使うワードであり、コミュニケーションを図るのに、大切なワードでもありますよね。
ですので、ウクライナへ行かれる際、もしくは、ウクライナ人と触れ合う機会がある際には、この「ありがとう」という言葉だけでも覚えておくと良いでしょう。
そうすれば、「お、ウクライナ語の知識があるのか」と思われ、相手によく思われますよ。
(3)英語が通じないのはウクライナだけではない
ちなみに、英語圏ではない国で英語を使って話そうとしても、英語が全く理解されないというケースは、ウクライナだけではありません。
例えば、スペインやフランス、これらの国は、よく言われていますが、自分の国の言語に誇りを持っていますから、英語を覚えようとしません。
もちろん、学校で英語教育はしているのですが、英語を話せるようになりたいと思う人が少ないのです。
特に、スペイン語やフランス語ともなれば、世界でそれを公用語とする国はたくさん存在しますから、必要ないのです。
最近では、観光地では一般の人も英語ができるようになってきましたが、それでも流暢ではないので、現地の言葉が使えた方が、スムーズに対応してもらえます。
(4)英語圏ではあっても英語が通じないことがある
また、英語圏ではあっても、英語が通じないこともあります。
例えば、アメリカであっても、マイアミでは英語よりもスペイン語が通じます。
また、本気で英語を理解していない人も多く、それは、ラティーノが多いロサンゼルスにおいても、言えることです。
ラティーノとは、米国在住のラテンアメリカ人のことですね。
英語は、世界の共通言語とされていますが、世界的に見れば、英語を話せない人の方が圧倒的に多いということを知っておいていただきたいと思います。