【2022年】仮設住宅は英語で何と言う?家賃は?買う場合の値段は?

ここ数年、日本の各地で、災害が相次いでいますよね。

もちろん、これは日本だけでなく、海外でも頻繁に起きていることであります。

その際に、住まいを失う方も多く、国が仮設住宅を用意することは、日本ではよくあることです。

では、この仮設住宅は、英語で何と言うのでしょうか。

また、仮設受託に住む際には家賃が必要なのか、そして、そのまま買い取ることができるのか、そうなった場合の値段はどうなっているのか、素朴な疑問に、お答えしたいと思います。

 

(1)仮設住宅は英語で「temporary housing」と言う

まずは、わかりそうでわからない仮設住宅の英語での表現ですが、これはもう、そのままで、「temporary housing」と言います。

ただし、アメリカの例をとってみると、ニュースで見る限りは、仮設住宅が作られるということは、なかなかありません。

したがいまして、仮設住宅が頻繁に作られるのは、日本ならではの光景と言ってもよいでしょう。

 

(2)アメリカでは仮設住宅が作られることは少ない

アメリカでは、避難を宣言された地域の人たちは、コミュニティセンターや、近くの学校に数日間、避難することがほとんどです。

これらの場所には、きちんとシャワーも設置されていて、教室や体育館がありますから、日本と同じように、避難してきた人たちみんなで、そこに滞在することができます。

駐車場もついているのですが、車社会のアメリカですから、普段はすいている駐車場も、災害時には、常に満車状態となります。

 

(3)日本では、大地震の後に仮設住宅がよく建てられ、無料で住める

この仮設住宅、日本では大きな地震があった後には、よく建てられていますよね。

ここに住むのには、家賃を払わなければいけないかというのも、ちょっと気になる点ですが、この答えはNO、つまり無料で寝泊まりできるということなのです。

しかし、ここに住める条件というのもあり、家が全壊になってしまったとか、災害があった時点で、災害地に住所があったなどが、必須事項となります。

また、光熱費や共益費など、家賃以外で家にかかる費用というのは、自己負担となることが多く、基本的には、2年以内には出て行かなければなりません。

 

(3)仮設住宅を買い取ることができるのか?

では、そんな仮設住宅を買い取ることは、できるのでしょうか。

この答えは、YESでもあり、NOでもあります。

というのも、県が買い取って整備した仮設住宅であれば、県の所有物なので、それを売ることができます。

それだけでなく、この買い取りはオークション形式で、入札資格のある方のみが対象となっています。

価格は大きく変動しますから、値段は、その時になってみないと分からないということです。

また、買い取るだけの資金はあるという方であっても、その対象にならない、つまり、仮設住宅をそのまま自宅にすることができない方が多いです。

仮設住宅は、あくまで「temporary housing」、つまり、一時的な住まいとして捉えた方が今後の活力となるので、買い取ることを考えるより、前を見つめる、それが1番良い策ではないでしょうか。

ちなみに、阪神大震災の時に造った仮設住宅の建物部分は、解体した上で、海外の被災国に送ったそうです。

ですので、災害時に公的に建てられた仮設住宅を、そのまま自宅にすることは、非常に困難であるとお考えいただくと良いでしょう。

 

(4)仮設住宅を自分で設置したい場合の値段は?

そんな仮設住宅ですが、自分で設置したい場合の値段は、いくらくらいでしょうか。

もちろん、施工メーカー、大きさ、材質など、様々な要因がからむので、値段は、はっきりとは分かりません。

それを踏まえて、建物だけなら、12畳の大きさで、150万~200万円くらいでしょうか。

さらに、電気、ガス、水道などのライフラインを設置する費用もかかるということです。

ちなみに、災害時に公的に仮設住宅が建設された場合の費用は、ライフラインの設備を含めると、1戸あたり、300万~500万円くらいかかっているそうです。