アイルランド・ダブリン市内にあるダブリンは、城街の中心部にかなり近く、徒歩でのアクセスが可能です。
敷地内は、比較的自由に入ることができ、館内以外は入場料もかかりません。
イベント時には集会所のように使われることもある、市民にとっても身近な場所だと言えます。
(1)ダブリン城は1204年にイングランドのジョン王によって建てられた
城のある場所は、10世紀にヴァイキングの砦があった場所です。
ダブリン城そのものは、1204年に、イングランドのジョン王によって建てられました。
そして、イギリス植民地支配の本拠地となり、1922年までイギリス総督府が置かれていました。
現在でも、行政のイベント時に利用することがあり、その際は、見学ツアーは行われないので、ご注意ください。
(2)ダブリン城の見学ツアーと入場料
ちなみに、ダブリン城は、基本的に見学ツアーを通じて、内部の見学が可能です。
ただし、入場料は、4.5ユーロかかりますので、日本円でおよそ、580円くらいかかるとお考えください。
なお、城内に入ると、思いの外、カラフルな内装に驚くかもしれません。
天井が高く、余分な壁などもないため、すっきり広々としたスペースの印象を受けます。
家具などの調度品や、天井や壁に施された装飾は、他の国のお城に比べると、可愛らしい感じで、アイルランド独特の感じがします。
(3)ダブリン城の地下道はRPGの洞窟みたいでオカルトチック
個人的に、一番見応えがあったのは、お城の地下道です。
まるで、RPGの洞窟に迷い込んだみたいな雰囲気で、そこではダブリン城の初期の頃の様子などを、展示している説明板や絵などで、垣間見ることができます。
そして、何となく、幽霊が出そうなオカルト的な雰囲気が漂っています。
何と言いますか、海外のホラー映画の舞台になりそうな部屋や絵画、地下道が、たくさんあるのですね。
また、ダブリン城には、クラフトショップがあり、アイルランドの伝統的な工芸品を購入することができます。
(4)ダブリン城のレコードタワーとは?
ダブリン城のエントランスから入って、南東の方向に進んで行きますと、レコードタワーがあります。
このタワーは、1226年に建てられ、ダブリン城が建築された時の当初のものが残っています。
実は、レコードタワーにつきましては、留置所として利用されてきたものであり、現在は、ガルダ(警察)博物館となっています。
(5)チェルシービューティー美術館の庭園も見応えがある
ちなみに、ダブリン城の隣には、チェルシービューティー美術館があり、こちらの庭園も、見応えがあります。
これは、ダブリン城敷地内に建てられた、東洋美術及び古文書を専門とする博物館です。
無料の美術館内には、日本など、東洋の文化のコレクションがあり、西洋からみた東洋の美を見学することができ、こちらもおすすめです。