甘酒の健康への効果は、この数年前から大ブーム、大人気となっています。
ここでは、甘酒の健康効果と、シャトルシェフでの甘酒の作り方を、ご紹介いたしましょう。
また、甘酒の健康効果を知る前に、2タイプある甘酒について、知りましょう。
(1)甘酒には米麹で作られたものと酒粕で作られたものの2種類がある
甘酒には、米麹で作られたものと酒粕で作られたものの2種類があります。
米麹で作られたものは、基本的には、砂糖は加えられていませんが、酒粕で作られたものは、甘味がないため、砂糖を加えて甘みを出します。
ということで、当然、糖質量も高くなり、太りやすい飲み物となるので、甘酒を購入する際には、米麹で作られたもので、加糖されていないものを選びましょう。
(2)発酵食品である甘酒は、体内でブドウ糖やオリゴ糖となる
発酵食品である甘酒は、体内でブドウ糖やオリゴ糖となります。
ブドウ糖は、体のエネルギーへと変わるので、朝一に摂ると良いと言われています。
朝一で、甘酒を飲むことで頭が働き、活力も湧いてくるので、1日を効率的に活動することができるというわけです。
(3)オリゴ糖は腸内の善玉菌のえさとなる
また、オリゴ糖は腸内の善玉菌のえさとなりますから、善玉菌が腸内で増えることで腸が正常に働き、腸の病気なども防ぐことができます。
もちろん、便秘解消や下痢で悩んでいる方のお腹の働きを整えると同時に、それによって起こっている肌トラブルも回避できるなど、特に、女性にとっては嬉しい効果をもたらしてくれます。
もちろん、腸内がすっきりすれば、ダイエット効果もありますし、ブドウ糖には、食べ過ぎを防止する効果があるのです。
そのため、食べる量が、いつもより減って、さらにダイエット効果を促す働きがあります。
(4)甘酒をシャトルシェフを使って家で作る方法
そんな甘酒ですが、シャトルシェフを使って、家でナチュラルなものを作りたいという方のために、レシピをご紹介いたしましょう。
ちなみに、シャトルシェフとは、火にかけた調理鍋をそのまま保温できて、余熱で保温調理ができる器具です。
まずは、1号のお米を研ぎ、30分から1時間程度、600mlの水と一緒に、シャトルシェフ中で浸します。
火にかけて沸騰したら、蓋をして弱火で15分おかゆにして火を消し、そこに水を200ml加え、60℃に下げます。
ほぐした米麹をその中に入れ、弱火にかけながら混ぜ、60℃に戻します。
シャトルシェフに入れて、保温したまま6~10時間放置し、その間に、一度、温度を確認し、常に60℃になるようにするのがポイントです。
作るのには、時間と手間がかかりますが、自然でオリジナルの甘酒が飲みたいという方におすすめです。
添加物も含まれていないですし、作りたての甘酒ですからヘルシーそのもの、そして、手塩にかけて作った甘酒の味は、また格別なものとなるはずです。