甘酒というと、今までは、初詣に行った際、もしくは、お祭りの際などに飲むものというイメージが強くありませんでしたか。
ところが、「飲む点滴」と言われるほど健康効果があると言われてからは、様々な種類の甘酒が販売され始めました。
スーパーでも何種類も見かけますし、ネットショッピングでもかなりの甘酒が出てきました。
そんな甘酒の人気の理由とは一体何なのか、甘酒の気になる糖質量はどれくらいなのでしょうか。
(1)甘酒人気の秘密は、栄養価の高い飲み物だから
まずは、甘酒人気の秘密に迫ってみましょう。
これはズバリ冒頭でも触れたように、栄養価の高い健康効果がある飲み物だからです。
一体、どんな健康効果があるのかというと、まずは、体のエネルギーになるということです。
というのも、甘酒は、米麹や酒かすと、米に水をミックスして発酵させたもので、いわゆる発酵食品なのです。
もう、これだけで、健康的なことはお分かりかと思いますが、これがオリゴ糖やブドウ糖となって、体に吸収されます。
そうすると、当然、血糖値が上がりますから、エネルギーとして消費することができるのです。
(2)オリゴ糖は体内の善玉菌のえさとなる
また、オリゴ糖は体内の善玉菌のえさとなり、善玉菌を腸内で増殖することができますから、便秘解消にはもちろん、過敏性腸症候群で下痢や腹痛などに悩まされている方にも、効果的な飲み物なのです。
もちろん、こうやって腸の中が整うのですから、肌トラブルで悩んでいる方にも効果はあり、ニキビや肌荒れ対策に役立ちます。
さらには、たっぷりとビタミンB群を含んでいますから、疲労回復効果、それに肌のターンオーバーをサポートしてくれるので、きれいなお肌をキープしてくれるのです。
(3)米麹で作られた甘酒の糖質は100gの中に17.8g
では、気になる甘酒の糖質量ですが、米麹で作られた甘酒の糖質は、100gの中に17.8gですが、酒粕から作られるものは、無糖なものであれば8gほどです。
基本的に、米麹で作られた甘酒には、アルコール成分もなく、砂糖を加えることもないので、天然の甘味のある甘酒が飲めます。
ただし、酒粕で作られた甘酒の場合には、アルコール分がやや含まれており、甘みがないため、砂糖を加えることが、常となっています。
(4)米麹から作られた甘酒を選ぶ方が体にも良い
ですので、体のことを考えるのであれば、米麹から作られた甘酒を選ぶ方が、体にも良いです。
また、糖質量は同じくらいになったとしても、ヘルシーな甘酒であると言えます。
甘酒を毎日飲んでいるという方もいるでしょうが、米麹で作られた甘酒を選ぶことで、太る心配や体への影響を考えなくて済みます。
したがいまして、今度、甘酒を選ぶ際には、こんなポイントに気を付けてみましょう。