お正月に欠かせない食材の1つ、数の子は、基本的に、魚卵を食べる習慣が海外にはないので、あまり見かけることはありませんが、それでも英語は存在します。
では、この数の子、英語やお隣の韓国では何と言うのか、そして、気になるワインとの相性はどんなものとなっているのでしょうか。
(1)数の子を英語で言うと「herring roe」
まずは、数の子を英語で言うと「herring roe」です。
数の子は、ニシンの卵を指しますから「herring」、そして、魚卵を指す「roe」とくっついて、そのまま「herring roe」となります。
ちなみに、この「herring」というのは、よく北欧でも食べられている魚で、スウェーデンなんかに行くと、塩漬けされたものやマヨネーズと和えられたものが、売られています。
年中売られていますが、基本は寒い時期の保存食として用いたことが始まりでしょう。
(2)数の子を韓国語で言うと、
数の子を韓国語で言うと、です。
(チョンオ)が、ニシンのことを指します。
実は、韓国人は、数の子をあまり食べません。
日本のお隣の国であっても、韓国では食べられるものが、日本ではそうでなかったり(豚の頭など)、逆に、日本では食べるものが、韓国では食べられない(牛タンなど)ものは、意外とあります。
(3)数の子とワインの相性は、結論から言うと全く合わない
そして、気になる数の子とワインの相性ですが、これは結論から言うと、全く合わないのです。
この原因とされるのが、ワインの中に含まれている酸化防止剤で、これには亜硫酸が使われることが多く、その亜硫酸と魚介類との相性が、良くないのです。
これのせいで、普段は美味しい数の子も、生臭さが出てきてしまい、妙に、口の中に苦みが広がってしまいます。
(4)基本的に、ワインは生物との相性がよくない
ちなみに、数の子もそうなのですが、基本的に、ワインは生物との相性が、よくありません。
ヘルシーなおつまみとワインを一緒に飲んで、カロリーオフを考える女性も多いですが、例えば、枝豆やキュウリと一緒にワインを飲んでみてください。
数の子と同じような現象が起こり、ワインと一緒に食べたことを後悔することになります。
やはり数の子は、日本酒やビールなどと合わせて食べた方が、おいしく食べられるということですね。
(5)ワインには、ピザやパスタ、オリーブや生ハムが合う
ちなみに、ワインにはどんなおつまみが合うのかというと、ピザやパスタ、それに、オリーブなど、基本的に、高カロリーのモノとは相性抜群です。
さらに、ヨーロッパでよく飲まれているものですから、ワインはヨーロッパの食事(生ハムなど)ともマッチします。
ここで、数の子の知識に触れたことで、きっとお正月に数の子を見た際には、英語や韓国語が、あなたの頭に浮かんでくることでしょう。