【2022年】ESTAの申請方法と時間は?公式サイトの確認&続行ボタンとは?確認と印刷は?

海外に旅行する際に、昔は、ビザが必要な時代もありました。

また、その後、殆どの国で、ノービザの時代が続きました。

でも、度重なるテロなどのせいで、近年からESTAの制度が必須になりました。

そして、ESTAについては、海外旅行をする方なら、知っておかないとならないことの一つになりました。

では、ESTAとは何なのか、申請方法と時間、公式サイトの確認&続行ボタン、確認と印刷方法について、解説していきます。

 

(1)ESTAとは何なのか?

ESTA(電子渡航認証)は、事前にある程度の情報を旅先の国側に知らせておく、というシステムです。

このシステムのメリットとしましては、短期滞在なら、これまでどおり、ビザは必要がないということです。

また、ノービザ時代に必要だった、飛行機の中で書く書類が不必要になったということです。

さらには、相手国入国の際のチェックも、ESTAでの情報がすでに入っていますので、簡略化されました。

 

(2)ESTAの申請方法と時間

ESTAは、どうやって申請すればよいのかといいますと、ESTA申請公式サイトで申請するということになります。

●ESTA申請公式サイト
https://esta.cbp.dhs.gov/esta/application.html?execution=e2s1

画面の指示にしたがい、必要情報を入力します。

そして、請求される金額の支払い(クレジットカードでOK)を済ませれば、自動的にパスポートに入力されます。

現在、費用は14ドルですので、およそ1,500円くらいとお考えいただくと良いでしょう。

なお、現時点でESTAが必要な国は、アメリカ、カナダ、オーストラリアの3か国です。

ちなみに、ほとんどのクレジットカードが使用可ですが、JCBカードでは受付されないことがありますので、ご注意ください。

Visaカードであれば、問題なく受け付けてもらえます。

なお、ESTAの申請様式の推定平均記入時間は、およそ23分とされています。

ですから、ESTA申請には、30分~1時間くらいの時間を見ておけば良いかと思います。

 

(3)ESTAの公式サイトの確認&続行ボタンは?

ESTAは、ちょっとひと手間が面倒かもしれませんが、このおかげで入国審査の時間が短縮されたのも事実です。

ちなみに、ESTA申請の公式サイトは、下記URLとなります。

●ESTA申請公式サイト
https://esta.cbp.dhs.gov/esta/application.html?execution=e2s1

なお、1人分の申請であれば「個人による申請」を選択します。

複数人を申請する場合は「グループによる申請」を選択します。

グループによる申請の場合、入力作業を行うグループ申請代表者が、全員分の申請費用の決済まで、全て行うという流れとなります。

途中、セキュリティに関する通告が表示されますので、内容をよく確認の上、「確認&続行」ボタンを押してください。

 

(4)ESTAの確認と印刷方法は?

ESTAを申請すると、審査結果は、ほとんどすぐに出ますので、ここで承認されれば、問題なく相手国に入国できるということです。

申請番号や有効期限が表示されますので、このページはしっかりと、プリンターで印刷しておきましょう。

また、申請後に申請状況を確認したい場合は、ESTA申請公式サイトのトップページで、「既存の申請内容を確認」ボタンを押してください。

●ESTA申請公式サイト
https://esta.cbp.dhs.gov/esta/application.html?execution=e2s1

そして、個人申請なのか、グループ申請なのかを選択してください。

後は、パスポート番号、生年月日、申請番号を入力すれば、申請状況を確認することができます。

確認できた画面も、念のため、パソコンに接続しているプリンターで印刷しておきましょう。

 

(5)大手旅行会社やツアーの場合は、ESTAの説明がある

ちなみに、ESTAにつきましては、ツアーだったり大手の旅行会社のカウンターなどで手続きした個人旅行の場合、旅行会社から説明があります。

しかしながら、ネットなどで格安のツアーや、航空機だけとか航空機とホテルだけの予約をした時には、説明がないこともありますので、注意してください。

 

(6)ESTA申請を忘れると入国の際に門前払いされる

ESTAの制度を知らずに出かけた人が、相手国入国の際に門前払いを食わされたという出来事が、実際にあったと聞きます。

門前払いを食わされたら、泣くに泣けないことになりますので、しっかりと準備しておきましょう。

「アメリカ、カナダ、オーストラリアに行くには、ESTAが必要!」と覚えておいてください。