あなたも小さい頃に、プレゼントが欲しくて、サンタクロースに手紙を書いたことがあるのではないでしょうか。
もしかしたら、親御さんに「ちゃんと手紙を書かないと、サンタさんはプレゼントをくれないよ」なんて、言われた方もいるでしょう。
そんなサンタクロースですが、実は、カナダのサンタクロース宛に、手紙を書くことができるのです。
それは一体どのようにすればよいのか、そして、宛先はどこになるのでしょうか?
(1)カナダの「サンタクロースからの手紙」の仕組みと種明かし
「どういうこと?」と、思われるかと思いますので、まずは種明かしをしましょう。
カナダの「サンタクロースからの手紙」というのは、カナダの郵便局であるCanada Postが行っているクリスマスシーズン限定のサービスです。
サンタクロースの「住所」に手紙を書けば、その国の言語で手紙が届くという、小さいお子さんをもつ親御さんにとっては、嬉しいシステムなのです。
(2)サンタクロースの宛先は英語で書かなければならない
それでは、その書き方ですが、宛先は英語で書かなければいけません。
「To Santa Claus North Pole H0H0H0 CANADA」が宛先となり、これを封筒に書くのですが、日本とは、ちょっと異なりますので注意してください。
まずは、向かって封筒の左端に、あなたの家の住所を書きます。
例えば、〒xxx-xxxx東京都世田谷区野沢xx-xxxの山田花子さんからならば、「xx-xxx Nozawa Setagaya(Ward) Tokyo,xxx-xxxx,JAPAN Hanako Yamada」と書きます。
そして、右下、もしくは、封筒の中心部に 、サンタクロースの上記の住所を書き、最後に、左下に「Air mail」と記載します。
手紙は、日本語でよいので書いて、それを封筒にいれ、切手を貼って送るのみです。
切手代は、郵便局に行けば教えてくれて、その金額を支払えば後はやってくれます。
(3)カナダの日付で12月16日までに届くようにしなければいけない
遅くとも、カナダの日付で、12月16日までに届くようにしなければいけないので、余裕をもって、10日ほど前までには、送り終わっているようにしましょう。
ちなみに、日本や英語圏ではサンタクロースと呼ばれていますが、例えば、フランスやスペインなら、パパノエルと呼ばれています。
また、カトリック圏では、クリスマスも盛大にお祝いし、プレゼント交換も行われますが、1月6日にロスレジェスマゴスの日があります。
これが第2のクリスマスとされており、子供たちに「クリスマスプレゼント」が再び贈られます。
同じクリスマスでも、世界によって、色々な呼び名や風習があるということが、お分かりいただけると思います。