日本ほど自国の政治に関して興味のない国はないと言えるくらい、私たちは、日本の政治や経済について、知りませんよね。
例えば、あなたは、日本のGDPはどのくらいで、今、政治面で、そして、経済面で、問題となっていることを正確に言うことができますか。
おそらく、これらのことは、日本人ではない他の国の人の方が、きちんと答えられるはずです。
そして、アメリカといえば、第二次大戦で勝利をおさめたことによって、イギリスから「世界一」の座を得ることができました。
この国の、特に、大統領選挙に関しては、アメリカの大統領ではあっても、世界のトップの国の大統領なので、全世界が注目しています。
では、そんなアメリカの中間選挙は、いつなのでしょうか。
そして、その中間選挙のしくみは、どうなっているのでしょうか。
(1)そもそも、アメリカの中間選挙とは何なのか?
そもそも、アメリカの中間選挙というのは、連邦議員その他の公職選挙の中で、4年ごとに行われる大統領選挙と重複しない西暦偶数年に行われる選挙のことを指します。
アメリカの大統領の一期は4年ですから、その半期である2年が経過した時に行われる選挙なので、このように中間選挙と呼ばれています。
(2)ドナルド・トランプ氏が大統領になったのは2016年1月
アメリカの現大統領であるドナルド・トランプ氏が、正式に大統領になったのは2016年1月です。
この時期のアメリカは、いまだかつてないほどに大揺れでした。
この時期にグリーンカードを申請中だった方や、市民権を得ようとしていた方は、移民政策を厳しくしようとしていたトランプが大統領になる前に何とかしたいと、色々躍起になっていました。
また、世界のニュースでも、それらは話題になっていましたね。
話は戻り、この2年後ということで、2018年がこの中間選挙にあたる時期となります。
(3)アメリカ中間選挙は2018年11月6日におこなわれる
アメリカ中間選挙は、2018年11月6日におこなわれます。
また、選挙の日である11月6日(毎回11/2~8日のいずれかに行う)の米国議会選において、435の下院全議席と上院33議席(総議席100)が改選されます。
大統領は4年、上院議員は6年、そして下院議員は2年の任期があり、上院議員に関しては2年ごとに3分の1を改選します。
今現在、共和党が政権を握っていますが、この改選によって議席数が逆転すると、それは大統領の支持率の低さを事実上、表していることになります。
もし、そうなりますと、2年後の大統領選挙でトランプが勝利できるかどうかも、怪しくなってくると言えるのです。
(4)中間選挙はドナルド・トランプ氏の今後に大きな影響を与える
8年間、大統領をつとめたいとトランプ氏が思っているなら、この中間選挙は、彼の今後に大きく関わる選挙となってきます。
とは言いましても、実は、アメリカの選挙率は、日本よりもちょっと多い程度です。
ニュースでは話に出てきても、アメリカの一般人にとっても、そこまでは興味がないと言えます。
しかし、世界から痛烈に批判されている世界の大統領の信頼度を確かめるためにも、今回の中間選挙は注目したい所ですよね。