【2022年】インフルエンザ潜伏期間は会社出勤や学校通学していい?予防薬はある?

ウイルスには、潜伏期間というものがあるのは、ご存知ですよね。

例えば、生牡蠣を食べた際に起こり得るのが、ノロウイルスの感染ですが、その際の潜伏期間は、48時間です。

では、冬になると話題になるインフルエンザの潜伏期間はと言うと、これもノロウイルスと同じように、1~2日なのです。

もし、インフルエンザにかかってしまったという時には、インフルエンザ発症の1日前から、発症した後の5~7日くらいまで、他人にもそのウイルスをうつしてしまう可能性があります。

ですから、その期間は、他人と会うのは避けなければいけません。

 

(1)発症後3日目くらいまでの感染力が高く、会社出勤や学校通学は控えないといけない

特に、発症した最初の日から3日目くらいまでの感染力が高くなりますので、この時期は、人と会うのは避けてください。

まあ、多くの方が、高熱や痛みで、この期間は寝込んでいるはずですので、あまり他人と会う機会はないかもしれませんが。

ということで、もちろん、会社へ出勤したり、学校へ通学するのも、控えるようにしてください。

 

(2)インフルエンザ発症から7日目くらいまでは他人に感染させる恐れが十分にある

発熱は、大体4日以内で収まり、徐々にだるさなども取れてくれば、発症してから4日目だけど、通勤・通学してもよいだろうと思うかもしれません。

しかし、上記でお伝えしたように、発症から7日目くらいまでは、まだまだ他人に感染させる恐れが十分にありますので、なるべく通勤・通学は避けましょう。

 

(3)インフルエンザにかかったら、すぐに抗インフルエンザウイルス薬を服用する

とは言っても、社会人ともなれば、1週間も会社を休むと大変なことになります。

そこで、おすすめなのが、インフルエンザにかかったら、すぐに抗インフルエンザウイルス薬を服用しましょう。

これを飲むことによって、発熱の期間は1~2日短縮することができるので、仕事復帰も早くできるというわけです。

 

(4)熱が下がった後も、必ず抗インフルエンザウイルス薬を飲み切ること

そして、絶対にやっていただきたいことが、熱が下がった後も、抗インフルエンザウイルス薬を飲み切ることです。

抗生物質は、飲み切らなければ、完全にウイルスを体から取り除くことはできないと言われていますよね。

ですから、飲み切って、体の中からインフルエンザウイルスをしっかりと取り除きましょう。

 

(5)抗インフルエンザウイルス薬は、インフルエンザ予防薬としても使える

ちなみに、この抗インフルエンザウイルス薬は、インフルエンザ予防薬としても使えます。

ですので、絶対にインフルエンザにはかかりたくない、かかっていられないという方は、これを服用すると良いでしょう。

もちろん、インフルエンザの予防摂取も、インフルエンザ予防につながるので、受けるに越したことはありません。

予防接種は高額ですが、数千円でインフルエンザにかかりにくい体にできるのなら、安いものでしょう。

ただし、予防接種に関しては、受けたのに結局インフルエンザになったという話が多々あります。

ですから、抗インフルエンザウイルス薬の方が、インフルエンザ予防にはおすすめです。