【2022年】インフルエンザの初期症状は頭痛、寒気、鼻水、下痢だけ?

寒い時期になると、世界的に注意が呼びかけられる病気、それが、インフルエンザです。

そんなインフルエンザの初期症状などについて、ここでは押さえておきましょう。

 

(1)インフルエンザの初期症状は、発熱、頭痛、そして、寒気(悪寒)

インフルエンザの初期症状は、発熱、頭痛、そして、寒気(悪寒)が、基本的なものとなります。

ちなみに、インフルエンザと似ているので、区別がつきにくい風邪ですが、これは、鼻水やくしゃみ、それに、のどの痛みが初期症状として現れます。

ですから、やや、症状が異なるのが分かりますよね。

そして、発熱しても、風邪の場合は、インフルエンザほど高くなりませんし、全身が重症化するといったこともありません。

 

(2)インフルエンザの場合、風邪と異なり、どんどん悪化していくのが特徴

インフルエンザの上記のような症状が見られても、「まだ風邪かな」と、思う方も多いでしょう。

ところが、インフルエンザの場合、ここからどんどん悪化していくのが特徴です。

まずは、熱が38度以上になり、ひどい時には40度前後になることもあります。

この高熱が3,4日間は続くので、かなり体力が消耗されることも、イメージができますよね。

 

(3)頭痛や関節痛に筋肉痛など、体の節々が体の中から痛みを発する

そして、頭痛や関節痛に筋肉痛など、体の節々が体の中から痛みをもたらし、全身だるいと感じるような症状が一気にやってきて、下痢をもたらすこともあります。

それだけでなく、鼻汁がひどく、鼻がかなり詰まってしまうことも多々あります。

また、目は充血し、のども充血したり腫れてしまうことがあり、ここでもまた痛みが伴うので、かなり苦しいと感じられるでしょう。

 

(4)インフルエンザになって合併症を引き起こすと更に重症化する

ただ、インフルエンザで終わるだけなら、まだよいのです。

さらに怖いのは、インフルエンザになって、合併症を引き起こすこともあり、その際には、気管支炎やインフルエンザ肺炎、それに、脳症や細菌性脳炎などにかかってしまう恐れがあります。

そうなってしまうと、さらにベッドに寝込む日々が続いてしまいます。

初期症状が出てから、症状が重くなるまでの加速がかなり早く、食べることも動くこともできないような日々が、インフルエンザでは続いてしまいます。

 

(5)外出先から戻ったら手洗いとうがい、部屋には加湿器をたく

そうならないためにも、日頃から菌に感染しないよう、基本ではありますが、外出先から戻ったら手を洗ったりうがいをしましょう。

また、空気が乾燥している中で過ごすと、インフルエンザに感染しやすい体になりますので、加湿器をたくなどして、それを防ぎましょう。

特に、高齢の方は、風邪であったとしても、抵抗力が弱くなっているために、完治までにかなりかかりますよね。

インフルエンザともなれば、尚更、時間を要しますし、体力がかなり落ちてしまいますから、インフルエンザ予防を日頃から意識しましょう。