日本という国は、世界地図で見ると、小さな国だと思われがちですが、意外と世界的に見ても、それなりに面積はあって、そこまで小さいというわけではありません。
ずっと日本に住んでいたとしても、日本の隅々まで、くまなく巡ったことがある人なんて、ほとんどいないでしょう。
なので、知らない場所も、たくさんあるかと思いますが、犬鳴村をご存知ですか。
その場所と現在は、どうなっているのか、そして、ここへ行った方は、いるのかどうかについて、見ていきましょう。
(1)犬鳴村とは、福岡県の犬鳴峠にある村
犬鳴村とは、福岡県にある、犬鳴峠にある村のことを言います。
この犬鳴村は、旧犬鳴トンネル近くに見落としてしまいそうな細い小道があるのですが、そこを進んでいくとあると言われています。
しかし、ここは別名、日本で最凶の心霊スポットとも言われている場所なのです。
こう言われているのには、いくつかの理由があります。
(2)「この先、日本国憲法が通じません」と看板に書かれている
例えば、村の入り口となる部分に「白のセダンは迂回してください」や「この先、日本国憲法が通じません」と看板に書かれていたりします。
また、行政記録や地図には、この村の記載はありません。
さらに、村人は、近親相姦をしている、広場の先には小屋があり、そこにたくさんの頭蓋骨が積まれている、村人は相当足が速いなど、ぞっとするような噂ばかりが存在するのです。
(3)実際に犬鳴村に行ったことがある人は存在する
ただ、ここまで怖い噂が立っていると、どうにかして、その噂が本当なのかどうかを検証したくなるような、怖いもの見たさで出かけていく人は、必ず出てきますよね。
では、実際に犬鳴村に行ったことがある人は、いるのかというと、これは、一応いるようですので、体験談をほんの少しだけ紹介しましょう。
「昼に行くと、村には誰もおらず、ボロボロの木で戸を打ち付けられた家がいくつかあった」
「村周辺では、どのメーカーの携帯も圏外になる」
「いつのまにか数人の男が集まってきて、こっちを見ており、すごい速さで車に近付いてきた」
正直、いずれも信ぴょう性は低いですし、村の核となるような部分までは、誰も体験していないようです。
皆さん、入り口付近停まりのようですね。
したがいまして、この村の存在や噂については、まだまだ噂止まりに過ぎないと言えるでしょう。