犬の寿命は、大体12~3年といったところでしょうか。
小さな犬であればあるほど、体(心臓)に負担がかかりにくいために、長生きすると言われています。
シーズー犬などは、20年近く生きるなんてこともあります。
しかし、犬の見た目は、20年も経てば、もうお年寄り同然になりますよね。
そのため、犬の年齢は、人間の4倍進むなんて言われていますが、実際に、犬の年齢は人間に例えると、どのくらいの年齢になるのでしょうか。
チワワや柴犬の年齢などを、人間の年齢と比較してみましょう。
(1)環境省が小型犬・中型犬と大型犬の年齢を人間に換算した場合の目安を公開している
実は、環境省が小型犬・中型犬と大型犬の年齢を、人間に換算した場合の目安を公開しています。
小型犬・中型犬、そして、大型犬の場合の2パターンに分かれているのですが、まずは小型犬・中型犬から、見ていきましょう。
小型犬・中型犬は、小さい時に年を取るのが早く、1歳の時点で、人間の15歳と同じ年齢に達します。
2歳で24歳、3歳で28歳、5歳なら36歳、7歳には44歳でもうアラフィフ手前なのです。
(2)チワワや柴犬は、15歳になると人間の76歳くらいになる
そして、15歳になると、大体、人間の76歳になりますので、チワワや柴犬(マメシバ含めて)は、こんな感じの年齢ということです。
ただ、15年以上生きる小型犬や中型犬はいますから、20年ほど生きる犬は、90歳前後ということになり、長い人生を全うしたということが言えます。
(3)チワワの3歳は、人間の29.87歳で、30歳目前となる
細かく言うと、チワワの場合には、3歳から毎年、人間の4.87歳分年齢を重ねるとされています。
ですから、つまり、チワワの3歳は、人間の29.87歳で、30歳目前なのです。
柴犬の場合、しっかりとした記録はないのですが、同じ大きさのスパニエルで見てみると、2歳の時に人間の21歳、3歳からは、1年毎に人間の5.46歳分ずつ年を取ります。
なので、3歳で人間の26~7歳と、チワワのような小型犬よりも、年齢の進みは遅いのです。
(4)大型犬になると、小さい時期の年を取るスピードは小型犬や中型犬よりも遅くなる
大型犬になると、小さい時期の年を取るスピードは、小型犬や中型犬よりも、やや遅くなりますが、大きくなってからは、年を取るスピードがアップします。
1歳で人間の12歳に相当し、2歳で19歳、3歳で26歳、5歳で40歳、10歳になると、もう75歳で、小型犬たちの15歳の状態に、ほぼ追いつくということです。
12歳では89歳、15歳ともなれば、110歳ですから、人間で言えば、ギネス記録に近い長生きということになります。
とは言っても、これは目安です。
実際に、あなたの犬が、人間で言う何歳くらいかというのは、犬の歯の状態を見ると分かるので、気になる方は獣医さんにチェックしてもらうとよいでしょう。