その名も、ちょっと不気味で、見た目も不思議だけど、なんだか美しい、そんなイメージがあるのが、彼岸花です。
では、この彼岸花が咲く、関西の穴場は、どこなのでしょうか。
そして、これを育てる方法や、この思い切り日本チックな名前の花を、英語では何と言うのかも見ていきましょう。
(1)滋賀の高島市にある桂浜園地は、彼岸花が咲く関西の穴場の1つ
あの世を連想させる不気味な名前ではありますが、たくさんそろうと綺麗だなと感じるのが、彼岸花です。
そんな彼岸花を関西で見に行くとなれば、どこが穴場のスポットなのかというと、まずは、滋賀の高島市にある桂浜園地です。
琵琶湖と隣接している場所なので、滋賀へ観光に行った際に、立ち寄ることもできる場所です。
秋になると、この彼岸花が、一斉に咲き乱れるので、緑の茎や葉と赤の彼岸花のコントラストが非常に美しく、まさに、今話題となっている言葉、インスタ映えするスポットでもあります。
(2)奈良県の葛城古道も彼岸花のメッカ
そして、奈良県の葛城古道も、彼岸花のメッカとなっています。
彼岸花の名所ではありますが、知らない方も多いですし、彼岸花が咲き乱れている距離は長いので、そんなに混雑することもありません。
のどかな風景と、彼岸花をバックに、日々の疲れを癒してくれるスポットと、なっています。
(3)京都にある大原の里も、彼岸花が咲く関西の穴場の1つ
そして、最後は、観光に行かれる方が多い京都にある大原の里です。
大原三千院がある場所ですが、ここは、京都中心地から離れていることでも、よく知られていますよね。
だからこそ、穴場なのです。
深紅の彼岸花が咲き誇り、秋の紅葉を楽しみに、京都へ行かれる方も多いでしょうが、さらに美しい景色を、ここで見ることができます。
(4)彼岸花は育てやすい
そんな、きれいな彼岸花畑を作りたいと思う方も、多いでしょう。
実は、彼岸花は、育てやすいです。
鉢植えに種をまいて、日当たりの良い場所へ置きます。
地植えする場合は、種を植えたら、その種2つ分程のスペースを空けます。
また、真夏は、あまり日に当てすぎないようにしましょう。
鉢植えの場合には、年に1度、別の鉢に植え替えるのも、忘れないでくださいね。
水は、ほぼいらないのですが、乾燥している時期や、日に当てすぎた時には、干からびてしまう可能性があるので、水をあげましょう。
肥料は不要で、水はけの良い土を使うのが、ポイントです。
今まで、植物を育てて成功した試しがないという方でも、簡単に育てられますよ。
(5)彼岸花は、英語では「cluster‐amaryllis」もしくは「red spider lily」と呼ばれる
そんな彼岸花を、英語では、cluster‐amaryllis、もしくは、red spider lilyなんて呼んでいます。
確かに、色はアマリリスですし、見た目も、ユリやクモに似ている所もあるので、どちらの単語も納得ですよね。