バナナといえば、何と言っても、バナナダイエットが有名で、これが、テレビで紹介された直後は、店頭から、ずっとバナナが消えるという現象が起こりましたよね。
そんなダイエット効果もあるバナナですから、カロリーは低いのだろうと、勝手に思い込んでいませんか。
本当にそうなのか、そして、果物と言えば、やはり気になるのが果糖ですが、バナナは、糖質も多い果物なのでしょうか。
(1)バナナのカロリーは、1本あたり100kcal前後
バナナのカロリーは、1本あたり100kcal前後となります。
バナナ1本と言っても、大きさも異なれば、重さも変わります。
大体、100gで86kcalなので、それよりも重いバナナの方が一般的ですので、やはり、100kcal前後と考えましょう。
これだったら、お菓子をバクバクと食べるよりも、果物で酵素や食物繊維もたっぷり含んでいますし、腹もちも良いので、おやつにもピッタリですよね。
(2)果物の中でも、バナナの糖質は高い
しかし、果物ですから、糖質が気になるところです。
よく聞いたことがあるでしょうが、「果物の中でもバナナの糖質は高い」と言われていますよね。
中くらいのバナナに含まれている糖質が14gとなるので、これは、やはり、低くはありません。
これだけの糖分を、一気に体に摂ることによって、血糖値とインスリンが、急上昇するという恐れがあります。
(3)バナナを食べる時間は朝起きてからが最適
「じゃあ、バナナは食べない方がいいな」と、安易に決めないでくださいね。
これを問題ないものにする方法が、あるのです。
その方法は、食べ方です。
バナナダイエットをやった方は、分かるかもしれませんが、バナナを食べる時間は、朝起きてからです。
おやつや、食後に食べるのでは、ありません。
もっと言うならば、朝にバナナを食べる12時間前から、何も食べないでください。
水やお湯も、控えるのが、おすすめです。
こうすることで、胃の中のものが消化されて、空っぽの状態になり、これが、ポイントなのです。
空っぽの胃の中に、果糖が多く含まれているものを食べても、果物というのは、15~30分で消化されるのです。
バナナの場合は、1番遅く30分かかるのですが、バナナを食べてから、30分何も食べずに過ごせば、果糖も体に残らず、消化されるのです。
(4)バナナを空っぽの胃に入れることで吸収率が高まり排泄効果を促す
酵素や食物繊維も多く含むバナナですから、これを空っぽの胃に入れることで、吸収率が高まり、排泄効果を促し、肌トラブルや肥満を予防することもできます。
朝に糖分のあるものを食べれば、脳の働きも活発になりますから、色々な意味で、この食べ方は、理にかなった食べ方なのです。
これなら、カロリーや糖質なんて気にせずに、美味しくバナナを食べられますよね。