静岡の方、もしくは、静岡へ旅行や出張で行かれた方からのおみやげとして、うなぎパイをもらったことがある方は、多いですよね。
名前だけ聞くと、「え、なんでウナギをパイにしたの?」と、感じますが、何も、ウナギそのものをパイにしたものでは、ありません。
そんな静岡の定番の土産とも言える、うなぎパイの由来と値段、それに、お土産にするなら気になる賞味期限は、どのくらいなのかということを見ていきましょう。
(1)うなぎパイは、ウナギの産地で知られる浜松で誕生したお土産
このうなぎパイ、静岡のお土産というよりは、静岡の都市の1つとして知られる浜松で誕生したお土産で、ここは、ウナギの産地でもあるのです。
その浜松にある会社、春華堂の二代目社長・山崎幸一さんによって、1961年、浜松(浜名湖)名産のウナギを使ったお菓子をということで、うなぎパイは誕生しました。
これを考案するにあたって参考にしたのが、フランスの洋菓子であるパルミエです。
パルミエは、その名前で洋菓子屋さんなどでも販売されていますから、ご存知の方は多いと思いますが、富士屋から出ているような源氏パイと同じパイ菓子です。
このパイ生地の中にウナギを入れたのではなく、ウナギエキスを入れたことから、うなぎパイとなりました。
(2)うなぎパイには「夜のお菓子」というキャッチフレーズが書かれている
そして、うなぎパイをもらったことがある方、購入したことがある方はご存知ですが、「夜のお菓子」というキャッチフレーズがパッケージに書かれています。
ですので、「え、そういうものなの?」と、誰もが疑問に思いますよね。
実は、これは夕飯が終わって、家族みんなで夕飯の後の団欒の時間のお供として食べてほしいという意味合いが込められたものです。
なので、精力アップを意識したものではありません。
とは言っても、ウナギにはアルギニンが豊富に含まれていますから、精力アップとしても使えるのですが、そこまで多くのウナギエキスは配合されていません。
(3)うなぎパイの値段は、本数によって値段は異なる
そんな、うなぎパイの値段ですが、本数によって値段は異なり、12本入りで962円(税込)で販売されています。
16本なら1,284円、24本なら1,924円、32本2,567円、36本2,886円、48本3,849円、そして67本で5,940円(税込)です。
販売当初は、ケーキが50円だった時代に、うなぎパイは1本15円だったので、比較的、高価なものでした。
現在は、1枚80円程度と、安定した売り上げがあるからなのか、値段も妥当だと言えます。
(4)うなぎパイの賞味期限は60日
賞味期限は60日ですから、意外ともつので、安心してお土産にしていただけます。
袋から出さなければ、実際には、もう少し長くもつようにも思います。
ただし、小麦や乳製品、大豆を使用しているので、食物アレルギーがある方は、注意してくださいね。