日本というのは、マナーや礼儀に関して、かなりのルールがある国の1つでは、ないでしょうか。
例えば、ご飯の際には「いただきます」や「ごちそうさま」を言うなんていうのも、その1つです。
これを、英語や他の言語にしろと言われたら、それにあたる言葉はありませんから、かなりの意訳をしなければいけません。
そんな礼儀やマナーが必要になるシーンの1つが、お中元です。
お中元の際には、「のし袋」をつけて、そこに名前を書きますが、その書き方、あなたは、自信をもって、この方法だと言えますか。
そうではない方が多いかと思いますので、ここでは、その書き方やテンプレートの有無をご紹介いたしましょう。
(1)熨斗と水引をつけたものに「お中元 ○○(贈り主の名前(あなた)」と書く
お中元の際の、のし袋の書き方ですが、まず、通常は、熨斗と水引をつけたものに「お中元 ○○(贈り主の名前(あなた)」と書きます。
また、自分自身、もしくは、お中元を受け取る相手が喪中だった場合には、熨斗や水引を使わずに包むのが、マナーです。
つまり、喪中の場合は、白紙の状態に「お(御)中元 ○○(名前)」と書くだけなので、見た目はちょっと寂しいですが、喪中なので、これでかまいません。
(2)今の時代は、のし袋の書き方もテンプレートがある
でも、こんなことをいちいち覚えていられないし、間違えるのが怖いと思う方もいるでしょう。
ご安心ください、今の時代は、ちゃんとテンプレートがあり、すぐにネットで見つかります。
これは無料ダウンロードできますから、まずは、それをダウンロードしておきましょう。
(3)熨斗袋(紙)は100円均一ショップでも売られている
そして、熨斗袋(紙)は100均一ショップでも売られていますから、それを購入して、文字の大きさやお好みの書体を決めて、ページ設定をしましょう。
文字の大きさは、大きすぎても目立ちすぎますし、小さすぎたら読めません。
また、アニメ文字的なものは、特に、上司などには控えてくださいね。
(4)用紙サイズを指定し、幅や高さを熨斗袋(紙)のサイズに合わせて印刷する
このページ設定が大切で、用紙サイズを指定し、幅や高さを熨斗袋(紙)のサイズに合わせて、印刷しなければいけません。
必ず、印刷プレビューでチェックしつつ、完璧な設定をしていただきたいところですね。
ですが、それだとわかりづらいので、いくつか熨斗紙と同じ大きさの印刷用紙を用意して、試し印刷をするのが、おすすめです。
(5)熨斗袋はデパートやネットショップでも書いてくれるところが多い
と、ここまで熨斗袋の書き方を説明しましたが、例えば、デパートなどでお中元のギフトを購入した際に、「熨斗紙はどうされますか」と聞かれます。
また、今やネットショップで購入しても、無料で熨斗紙(袋)のサービスはあります。
ですので、わからなければ、お店に任せてしまっても問題ありません。
ただ、昔からあるマナーを知っておいた方が、いざというときに役に立ちますので、熨斗袋(紙)の書き方は、ぜひ、覚えておいてくださいね。