日本は、世界に比べて、とても安全で平和な国だというのは、誰もが知っていることであり、日本を知らない外国人でさえも、それを知っています。
そんな平和な国だからこそ、世界では見られない光景があります。
それが、外にたくさんの自販機が、無防備に置いてあることです。
こんなことを海外でやったら、すぐに自販機を壊して、そこに入っているものを盗む危険性が高いので、自販機を外で見かけることは、ほぼありません。
そんなこともあり、自販機の種類だって、炭酸飲料の自販機くらいしかないのですが、日本は、やはり、自販機の種類も豊富ですよね。
地方に行けば、「え、こんな自販機見たことない!でも、なんかすごい懐かしい」という、いわゆるレトロ自販機があります。
そんな昭和時代から使われているレトロ自販機は、関西にも残っているのでしょうか。
あるならば、どこに、それは、存在するのでしょうか。
(1)関西にもレトロ自販機は残っており、ちゃんと稼働している
結論から言うと、関西にも、もちろん、レトロ自販機は残っていますし、ちゃんと、それらは稼働しています。
1か所だけでなく、いくつかありますので、所在地を紹介したいと思います。
(2)京都府舞鶴市にあるドライブインダルマのめん類とハンバーガーの自販機
まずは、京都府舞鶴市にあるドライブインダルマです。
ここには、全国的にも珍しい、川鉄計量器製のめん類自販機が3台あるだけでなく、こちらも、大変貴重な星崎電機製のハンバーガー自販機が、稼働しています。
今はもう、ハンバーガー自販機を置いている場所は、ほとんどありませんよね。
自販機は店内にあるので、営業時間は、8:00~18:00で水曜定休となっています。
(3)兵庫県香美町のコインスナックふじにある富士電機めん類自動調理販売機
2つ目は、兵庫県香美町のコインスナックふじにある富士電機めん類自動調理販売機です。
こちらは、昭和感たっぷりのコインスナックです。
24時間営業となっていますので、いつでも利用いただけます。
(4)兵庫県神戸市の石田鶏卵の自販機うどん・そば
そして、最後は、兵庫県神戸市の石田鶏卵の自販機うどん・そばです。
低価格でおいしいと好評のうどんやそばが、自販機から提供されています。
この辺りは工場地区になっていますから、小腹がすいた工場で働く方たちが、ここでおなかを満たす際に、よく使われています。
ちなみに、店内に入れば、卵が生か、ゆで卵で販売されているので、これを購入して、うどんかそばに入れれば月見にすることができるという、商売も忘れないお店です。
(5)中国四国地方へ行くと、レトロ自販機は様々な地域に存在する
また、関西は、今現在、知られているのが、この3店舗となりますが、関西からちょっと足を延ばして、中国四国地方へ行くと、レトロ自販機は、様々な地域に存在します。
どれも麺類のレトロ自販機となりますが、レトロ自販機を求めて旅に出るというのも、面白そうですよね。