【2022年】実施要領とは何?読みと意味は?英語では何と言う?

日本語というのは、本当に語彙が多くて、日々聞いたこともないような単語を耳にする機会が、多々ありますよね。

その度に、人に聞くのは、ちょっと恥ずかしいから、辞書やネットで調べているなんていう方は、少なくありません。

また、聞くことを恥と考える日本人のやり方でしょう。

では、実施要領という言葉の意味を、あなたはきちんと説明できますか。

実施要領という言葉の意味は何なのか、その読み方と意味を見ていくと同時に、英語で説明する際には、何といえば言いのかも、紹介していきたいと思います。

 

(1)実施要領(じっしようりょう)は、何かを行う際の詳細情報という意味

この読み方は、そのまま「じっしようりょう」です。

これは、簡単に言ってしまうと、何かを行う際の詳細情報という意味になります。

ちなみに、実施要領ではなく、実施計画という言葉も、よく聞くことがあるのではないでしょうか。

何だか、同じような言葉ですが、実施計画というのは、その作業のやり方やプロセス、それに順番、日程や目標などが記載されているものです。

オールマイティな内容が書かれたものと思っていただくと、わかりやすいでしょう。

ですが、実施要領は、そのやり方についてが詳しく書かれたものなので、フォーカスされている内容がもっと狭まっているのです。

けれども、それに関して、詳しく書かれているものをいいます。

例えば、仕事の際に「その計画の実施要領に関する資料をまとめてくれ」なんて、上司に言われたら、計画のやり方を、細かく書けば良いというわけです。

 

(2)実施要領を英語で言うと「standard operating procedures」

そんな言葉を、もし、英語にしなければいけない状況になったら、どうすればよいのでしょうか。

今の時代は、グローバル社会で、中小企業であっても、英語を使う機会が増えてきましたし、英語を使って、海外で働いている方も多いでしょう。

英語で実施要領という場合は、「(standard operating)procedure(s)」なんて言います。

かっこ部分は、あってもなくてもかまいませんが、あった方が、話す相手に伝わりやすいです。

 

(3)「guideline」「detail」「it’s like a manual about…」でも意味は通じる

他にも、もっと簡単に言うのであれば、「guideline」だってかまいませんし、「detail」だって問題ありません。

「実施要領」という言葉を、そのまま英語にしなければいけないと思うと、なかなか英単語は出てきません。

ですが、実施要領の意味をおさえておけば、あなたが知っている英単語を使えるはずです。

「guideline」や「detail」くらいなら出てくることでしょう。

出てこないなら、「it’s like a manual about…」と、〇〇についてのマニュアルのようなものということで、「ああ、実施要領のことか」と、理解してもらえますよ。